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犬猫の代替療法

犬猫のオゾン療法の実際

オゾン療法は、オゾンガスを用いた治療です。

犬や猫の治療では、オゾンガスを肛門から腸に注入する「注腸法」が一般的です。

 

オゾンガスと聞くと、ホテルの客室の脱臭、水道水の浄化などが思いつくかと思います。

そのオゾンガスと同じです。

もっと正確にコントロールして、治療や健康維持に役立てるのがオゾン療法です。

オゾンについての詳細-Wikipedia

 

動物病院でのオゾン療法の実際

動物病院でのオゾン療法の実際は、以下のようなものです。

  • 治療時間が短く、1回1分以内で終わる
  • 体への負担が少ない(低侵襲)
  • 比較的低価格
  • 調子の良さが目に見えてわかることがある
  • 体調が悪いときでも使いやすい
  • 研究会があり、オゾン濃度や量の目安がある
  • 他の治療と組み合わせることが多く、補助療法としての位置づけ
  • 代替療法としての位置づけ
  • 専用のオゾン発生器が必要で、実施できる動物病院は限られる

注腸にかかる時間は、10秒~数十秒と言ったところで、本人はお尻にオゾンガスを入れられていることにも気がつかないかもしれません。

実際に注腸を見せてもらったことがありますが、まったくストレスは感じていないようでした。

なおオゾン発生器は医療に用いることができる専用のもので、なかなかの高額製品です。

一般的なオゾン発生器では代用できません。

 

オゾン療法が適しているケース

オゾン療法を実施している先生方は、治療時だけでなく健康維持としても活用しています。

そのうえで特に次のようなことを気にしているケースに適しています。

  • がん治療中の補助療法
  • 皮膚のトラブルが慢性化している
  • ステロイド剤や抗生物質を使いすぎで、減らしたい
  • 高齢化などで免疫力の低下を心配している
  • アレルギーがよく出てしまう
  • 椎間板ヘルニアを心配している
  • 病気によるQOL(生活の質)の低下を食い止めたい

上記は代表的なケースです。

幅広く使用できるのがオゾン療法の良さです。

 

 

オゾン水、オゾン化オイル

動物病院が使用するオゾン発生器の多くは、オゾン水やオゾン化オイルを作成できます。

これらは外用として、主に皮膚に塗って使います。

注腸法と併せてメリットを高めようとするくケースもあります。

 

他に、口腔内や目の周りなどに使うこともあります。

もちろん持ち帰ることができるので、自宅でのケアに向いています。

使用期限があると思いますので、動物病院に聞いておきましょう。

 

オゾン療法のメカニズム

オゾン療法は、オゾンガスの持っている強い酸化作用を利用した治療と言えます。

酸化力を介したさまざまなメカニズムが考えられ、メーカーさんからも説明してもらいましたが、ここではホメオタシス(恒常性)という点から解説してみようと思います。

 

オゾンは扱いやすい気体ではありますが、生物に対してある程度のストレスやダメージを与えます。

動物は軽いダメージを受けると、それを元に戻そうとする働きを持ち、これをホメオタシスと呼んでいます。

 

ホメオタシスは回復力、自然治癒力などイメージとすると良いかもしれません。

こうした元に戻ろうとする力は、健康維持の基本的な仕組みです。

そしてこの力は鍛えることが可能で、鍛えるほど強くなります。

ホルミシス効果とも呼ばれ、たとえば弱い放射線が健康維持に役立つラドン温泉なども一緒です。

 

オゾン療法は、鍛えるためにちょうど良いストレスを与える治療法と言うことができます。

弱すぎては効果がありませんし、強すぎては逆に害になってしまいます。

強い酸化力を持ちながら、短時間に消失するという性質を持ったオゾンガスは、コントロールがしやすく治療に適した気体なのです。

 

 

安全性

オゾンガスは私たちのまわりでも広く利用されるようになりました。

強い酸化作用を持つものの、短時間で安全な酸素に変化していく性質が使いやすさの理由です。

ただ高濃度のオゾンガスは呼吸器にダメージを与える恐れがあり、吸い込み続けてはいけません。

 

動物医療で多用される注腸法では、専用のオゾン発生器からシリンジ(注射器)にオゾンガスを移すため、たくさんのガスが漏れるようなことはありません。

したがって高濃度のオゾンガスを吸い続けるような心配は不要です。

 

治療に用いる濃度、量を注腸する場合、デメリットがメリットを上回ってしまうことはほとんどないそうです。

ただし肛門から注入するので下痢がひどいときは休んだほうが良いときがあります。

経験のある獣医師であれば、安心でしょう。

 

ちなみにオゾンガスには独特の刺激臭があります。

それほど高濃度でなくても、そのにおいに気づくことができるでしょう。

時間とともにオゾンは消失し、臭いも無くなっていきます。

弊社でも空間除菌としてオゾンガスを使用していますが、まさにその通りです。

 

オゾン療法の問題

オゾン療法は、リスクやデメリットが少なく、飼い主様に紹介することもよくあります。

ただ、しばしば「血液クレンジング」などと表現され、これが誤解を生みやすいのではないかと獣医師と話すことがあります。

人のオゾン療法では、取り出した血液にオゾンガスを接触させますが、そのときに血液の色が鮮やかになるとされています。

これがクレンジングという表現に繋がっているのでしょう。

 

オゾンに触れた血液を再び体内に戻すと、全身に良い影響をもたらすと考えられています。

そのため使えるシーンは幅広く、特定の病気だけでなくエイジングケアなどといった健康維持の延長としても活用することが可能です。

ただ、クレンジング(洗浄、浄化)といった言葉のニュアンスがしっくりこない感じはあります。

 

私の個人的な考えですが、動物に対するオゾン療法の有用性はとても高いものです。

過度に期待しすぎてはいけませんが、獣医師と相談して納得できたのであれば、きっと試してみる価値があると考えます。

 

実施している動物病院

オゾン療法を実施してる動物病院は、おそらく全国にあり、少しずつ増えているでしょう。

10年前に比べると、認知度もかなり高くなってきている感じがします。

その中で私の知り合いの動物病院をご紹介いたします。

 

どの動物病院も経験が豊富で実績があり、安心して受けることができるでしょう。

なかでもアカシア動物病院は、学会でオゾン療法を教えるような立場にあって、私もずいぶんと詳しいことまで教えてもらいました。

上記の動物病院であれば紹介もできますので、もし必要でしたらお申し付けください。

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