プライオはメディネクスの社内での一貫製造であり純国産品です。
プライオには日本国内で採取された冬虫夏草を使いますが、その良さを引き出すためには特殊な培養技術が必要であり、そして1つのプライオが完成するまでには1000時間という非常に長い時間が必要なための自社一貫製造です。
すべての工程は、プライオ開発者でもある薬剤師の監督のもとに行われており、特に冬虫夏草菌を植え付ける工程は繊細かつ重要であるために薬剤師のみが担います。
ペット用サプリメントであるからといって、一切の手抜きはありません。
プライオができるまで(製造工程の抜粋)
プライオの研究開発には半年もの時間を費やしましたが、そのほとんどの時間は冬虫夏草の培養精度を追求することに当てています。
冬虫夏草菌を増やすだけならば、いままでに培ってきた知識と経験によって十分に可能でありましたが、私たちメディネクスが求めているものはそれだけではありません。
いかにして冬虫夏草菌から分泌される物質群を多く取り出すかが重要な研究テーマです。
現在のプライオの製造工程は、おおむね以下のとおりです。
具体的な独自ノウハウについては記載しておりませんが、ご興味のある方の参考になりましたら幸いです。
プライオの黄色みは、実は培養精度のチェックポイント
プライオは黄色みを帯びたパウダーですが、これは培養中の冬虫夏草菌が作り出す物質群の色です。
培養工程後の、高温加圧処理時には非常に明るい黄色を帯びていますが、その後の低温乾燥によって製品パウダーの色に落ち着きます。
冬虫夏草という生き物の力を借りるプライオの品質は、色味のチェックを含めた五感や経験をフル動員して守っています。
なお加熱処理など温度が高いと、色が濃くなりすぎます。
穀物を炒ったような臭いがしてしまいます。
こうなるとせっかく冬虫夏草が生み出した成分の良さが失われるため、製品としては不適合です。
色が濃ければ良いというわけではないのです。
もちろん薄すぎる色も不適合です。
植物培地として利用している玄米は、表面から見ると茶色っぽいのですが、実際に粉砕してみるとほぼ真っ白になります。
プライオのパウダーを味覚センサーで検査すると、原料段階よりも旨味が強くなっていることがわかるのですが、規格外製品では旨味が低下したり苦味や雑味が出てくることが予想されます。
生産の効率化をユーザー様に還元したい
プライオは、いままでに二度の大きな価格変更(値下げ)を実施してきました。
これは企業努力により冬虫夏草の培養精度が高まり、結果としてコストを抑えられるようになってきたためです。
品質としては逆に高まっていますが、この恩恵をユーザーのみなさまに還元することは、開発当初からの考えでした。
冬虫夏草製品が良いものであることは、プライオ開発前からよく知っていたことです。
またどうしても生産コストがかかることも理解していましたが、それであっても価格が高いという印象を正直なところ持っていました。
一歩ずつかもしれません。
ですが私たちメディネクスの思いは確実に目に見える形となってきています。
今後も多くの方にお役立ていただけるよう、ご愛犬ご愛猫の健やかさに貢献できるよう企業努力を続けていく所存です。